RESTRUCTURAL CAGE
1999

after
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
before
 
 
 

所在地 大阪府大阪市
用途 アトリエ・事務所
構造 軽量鉄骨プレハブ(一部鉄骨補強)
規模 地上3階
敷地面積 82.45㎡
建築面積 49.47㎡
延べ面積 132.06㎡


2間半×5間の2階建プレファブ倉庫を、3階建の事務所に改装したものである。

折板の屋根を再利用するため一度取り外し、壁面のサッシュ、パネルも取り外して事務所用に位置替えを行う。
その後、C型鋼の柱を補強するのにH型鋼でプレファブのモデュールである910mmのグリッドを組みカゴをかぶせるようにして、外部から補強を行った。

無節操なスクラップ・アンド・ビルドという建設行為に批難が集まるなか、資源の再利用(産業廃棄物を出さない)という試みである。


publication
日経アーキテクチュア1999年3月8日号
建築と社会2000年11月号
建築ジャーナル2002年7月号